ソフトバレーのルール(不法な行為とその罰則)

不法な行為とその罰則

  • 罰則につながる不法な行為

    役員、相手チーム、チームメイト、または観衆に対するチームメンバーの不法な行為は、その程度により4種類に分けられる。

    • 軽度の不法な行為
      • 判定に対する執拗な話かけや競技参加者の品位を損なう言動等、試合中にプレーへの牽制、 判定に影響を及ぼすような行為。
    • 無作法な行為
      • 良いマナーやフェアプレーの精神に反した行為。
    • 侮辱的な行為
      • 中傷的、または相手チームを侮辱するような言葉やジェスチャー、あるいは軽蔑を表す行為。
    • 暴力的な行為
      • 実際の身体的攻撃、または攻撃的、威嚇的な行為。
  • 罰則の段階と罰則カード
    警告:罰則でない  ー  イエローカードと口頭での警告
    反則:罰則  ー  レッドカード
    退場:罰則  ー  イエローカードとレッドカードを一緒に示す
    失格:罰則  ー  イエローカードとレッドカードを別々に示す

    (注解)

    • 不法な行為に対する罰則を示すために、イエローとレッドのカードを用意する。 カードが用意されてないときは、口頭で警告または適用した罰則を通告する。
    • 罰則のてきようについては、過敏にならないことが望ましい。特に小学生については、口頭での指導や注意とする。
  • 行為の区分 回数 行為者 罰則内容 提示すべきカード 処置の仕方
    軽度の不法な行為 1回目 いずれの競技参加者でも 警告 再発を予防するため、ゲームキャプテンを通してチームに口頭で警告する。
    2回目 いずれの競技参加者でも 警告 イエロー 罰則レベルに達しないようにするため、カードで警告する。
    無作法な行為 1回目 いずれの競技参加者でも 反則 レッド 相手チームに1点とサービス権を与える。
    2回目 同一競技参加者 退場 イエロー、レッドを一緒に そのセットの残りの間、チームベンチ等から退去させる。
    3回目 同一競技参加者 失格 イエロー、レッドを別々に その試合の残りの間、チームベンチ等から退去させる。
    侮辱的な行為 1回目 いずれの競技参加者でも 退場 イエロー、レッドを一緒に そのセットの残りの間、チームベンチ等から退去させる。
    2回目 同一競技参加者 失格 イエロー、レッドを別々に その試合の残りの間、チームベンチ等から退去させる。
    暴力的な行為 1回目 いずれの競技参加者でも 失格 イエロー、レッドを別々に その試合の残りの間、チームベンチ等から退去させる。

(2016年度版 ソフトバレーボールルールブック より抜粋)


※ ルールの最終確認は、必ずソフトバレーボールの『ルールブック』で行って下さい。

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